味よりも波 ─ キッチンカーで気づいた“人が集まる店”の法則

キッチンカー時代

キッチンカーをやっていた頃、ずっと不思議に思っていたことがあります。

同じ場所で営業していても、

“人が集まる店”と“集まらない店”には空気の違いがあるんです。

儲かっている店は、電球一個でも明るい。

特別に目立つわけでもないのに、

なぜか温かくて、人が自然に集まってくる。

逆に、見た目がすごくおしゃれで、看板もメニューも完璧なのに、

なぜか暗く感じる店もある。

ぶっちゃけちゃうと、

味はそんなに大差ないんです。

美味しい店も確かにあるけど、
キッチンカーって基本的にどこもそれなりに美味しい。

でも、売上にははっきりと差が出る。

その違いは、「味」や「価格」よりも、

“出してる波”の違いなんだと思います。

焦りや不安、
「どうにかしなきゃ」という波でやっていると、

空気が重くなって、なぜかお客さんが寄らない。

逆に、

「今日も楽しく出そう」

「ここに来てくれる人に感謝しよう」

そんな気持ちでやっていると、不思議と光が集まってくる。

たぶん、人は無意識でそれを感じ取ってる。

これって、コンビニやお店でも同じで、

入った瞬間に「なんか落ち着く」店と、「なんか冷たい」店がある。

照明の明るさやデザインよりも、

そこにいる人の“波”が空間を作っているんですよね。

本当の活気って、装飾や声の大きさじゃない。

そこに流れている“波の温度”なんだと思う。

キッチンカーの電球の明かりの中で、それを何度も見た気がします。

今思い出すとあれが活気ってやつだと思う

たぶん、売上を上げるよりも、
波を明るくすることのほうが難しくて、大事なんだと思う。

光は電球からじゃなくて、人から生まれる。
それが、本当の「明るい店」なんだと思う。

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